SETRE Art [Artislife.Lifeisart] ~SETRE×アーティスト 坪田昌之~

MESSAGE

人と人、人と地域、モノとモノ、様々なつながりを大切に、点から線へ、線から面へ、面から立体へと新たな価値を作り上げること。そんなSETRismの考え方はきっと、作品をつくる行為に近い感覚なのでは?と思いました。人と人が出会い、様々なものと結ばれて一つの「LIFE」をつくり上げる。SETREを訪れた方々の「LIFE」にさらなる豊かな広がりが生まれますように・・・。

坪田昌之/Masayuki TSUBOTA

かつて文豪達が各地の旅館に逗留し、作品を書き上げたようにここSETRE神戸舞子では刻家・坪田昌之がRoom308をミニスタジオとして時折滞在、制作しています。ゆったりとした時間を過ごしながら、時には周辺を散策し、風景や季節、その日その時間にしか感じられない「におい」のようなものを、感じながら作品を作っているようです。SETRE神戸舞子2Fの通路やラウンジには滞在中に制作した作品を中心に、また、坪田がセレクトした本や雑誌、制作に関わる道具なども展示しています。SETREはSETRismを通じて、お客様と共に新たな価値感を創りだしたいと考えています。全てを超え、全てをつなぐアートからSETREのおもてなしと感性を感じて頂ければ幸いです。

長田一郎/Ichiro OSADA

PROFLE

坪田 昌之
Masayuki Tsubota

1975 大阪に生まれる
2001 大阪芸術大学 大学院芸術制作研究科 彫刻修了
個展
2006 山木美術, 大阪 ’09, ’11, ’15
OUTWELLDRAPER GALLERY, シドニー・オーストラリア
2009 ファエンツァ市庁舎, ファエンツァ・イタリア
(エミリアロマーニャ州公式行事・10月日本祭)
信濃橋画廊, 大阪
2010 ギャラリーファインアート, 大阪
NIKIギャラリー册, 東京
2011 江寿コンテンポラリーアート, 京都 ’15
2013 INSA gallery, Seoul・韓国
Maek Hyang gallery, 大邱・韓国
2015 LVS Gallery, ソウル・韓国

WORKS

標題:振動する領域
– The vibrant field –

私たちの周りには、たえず色が在る、それは物質的なものだけでなく現象的なものあるいは夢や無意識の中にも存在し、意識、無意識に関わらず影響を及ぼしている。我々は日々多くの情報を得、スピードにのり、混沌とした日常の中でそれらを淘汰しているが、そんな中で知らず知らず無くしてしまいそうなものがあるのではないだろうか。匂いや気配を感じ、言葉にならない感覚を記憶する事を…。色は振動し、音となり時となり、重なり、呼吸や脈拍と連動して増幅してゆく。我々の中に眠っているものを露にする事で、認知している今を拡張し、深く広く世界を感じることは出来ないだろうか。人種や文化、全てを超えて何ものかに響く振動が世界を次の次元へと引き上げてくれればと思います。

the wall of self
ある夏の朝に海岸沿いを歩いていると、だんだんと暑くなる気配と日の光を感じました。そんなふとした日常は変化が無いように思いがちですが、自分がその時に考えている事や、状況は二度と無い瞬間かも知れません。その瞬間に生きているということを、自分の呼吸や脈動と一緒に作品として封じ込めようと思いました。

the wall of self_tvl8tf1_m1
舞子の駅からセトレに向う道には松林があります。芝生と松の緑に朝の光が輝いて、とても美しい光景に少し立ち止まりました。