お茶と料理を通じて、昔の人の想いをめぐる旅

『東山手』と『お茶』との深いつながり

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今回で4回目となる東山手さるく&紅茶ペアリングランチ。好天にめぐまれ絶好のさるく日和、沢山の方にご参加いただきました。紅茶ペアリングランチの時に毎回訪れている『東山手』。実は、東山手は日本と海外をお茶でつないだ始まりの場所なんです。その時代のお話を桐野氏が古写真と今の景色を比較しながら語ってくださいます。開国間もない頃、東山手には製茶工場がたくさんありました。長崎の大浦お慶さんという女性がお茶の可能性を信じて、サンプルを海外にいるウィリアム・オルトさんに送ったことから始まりました。その後、有名なグラバーさんやリンガーさん達が長崎に来られ、お茶の貿易をきっかけに富を得ていきました。

 

『東山手』には他にもストーリーが

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東山手はお茶の歴史だけではありません。今回のさるくの道順は、完全修復中の旧英国領事館→オランダ坂→東山手12番館。最後に訪れた東山手12番館は、素敵な物語がつまっています。誰もが知っている世界的に有名なオペラ『蝶々夫人』が生まれた地。1891年にアメリカより鎮西学館(現鎮西学院※今は諫早、当時は活水女学院の上にあった)の校長として赴任したアービンコレル、ジェーニーコレル夫妻が故郷の弟(小説家、ジョン ルーサー ロング)に長崎での生活の様子を手紙に書いて送っていました。それをもとに想像のみで小説家のジョンが「蝶々夫人」という小説に書き上げたそう。蝶々さんが愛するピンカートンがきっと迎えに来てくれるだろうと毎日眺めていた長崎の港の景色が広がっています。

 

歴史にどっぷり浸ったあとは・・

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約1時間半さるいた後はホテルに戻り、新緑も爽やかなこの季節にぴったりの、冷たい嬉野の釜煎り緑茶をウェルカムティーに。香茶コーディネーターの本田さんはお水にもこだわり、今回は長崎県大村市の湧水を使用。その後、茶花のハーブティー、その場で焙煎した香ばしい和紅茶、などお料理1品1品に合わせたお茶を味わい、デザートには長崎県のお茶産地で知られる東彼杵のそのぎ茶から作られた抹茶マカロンをお召し上がりいただきました。本田さんとお客様の交流、お客様同士の交流も生まれとても和やかな雰囲気が印象的でした。

 

お2人の熱い気持ちをセトレにのせて

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このイベントは、桐野さんと本田さんの熱い想いから生まれました。「普通100年経てば街の景色は変わるけど、この地域には100年以上前から変わらない道や建物が残されている。私たちはこの景色を守り、子供、孫世代に残していかなければならない」という桐野さん。「お茶を飲むことは体と心に安らぎを与え、お茶を出した相手を受容するということで、(相手のことを受容するという点から)小さな平和活動と思ってやっている」という本田さん。そんな素敵な想いをセトレという舞台で、もっと皆さまにお伝えしていきたいと思っています。これからも季節ごとに開催してまいりますので、ぜひ足を運んでくださいね。

HOTEL INFORMATION

セトレ グラバーズハウス長崎
SETRE Glover's house NAGASAKI

住所:長崎県長崎市南山手町2-28
TEL:095-827-7777

営業時間:
【ホテル】火曜定休(祝日・夏期・年末年始除く)
【ブライダル】平日12:00-19:00/土日祝10:00−20:00/火曜・水曜定休
http://www.hotelsetre-nagasaki.com/

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